「塗装すれば直りますよ。」
外壁や屋根のご相談をいただくと、そのように言われた経験がある方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん、塗装によって建物を守れるケースはたくさんあります。
しかし、現地調査をしていると、
「これは塗装では解決できません。」
とお伝えすることもあります。
塗装会社なのに、塗装を勧めない。
少し不思議に思われるかもしれません。
今回は、その理由についてお話しします。
塗装は万能ではありません
塗装には、
建物を保護し、美観を維持するという大切な役割があります。
しかし、
どんな症状でも塗装だけで直るわけではありません。
例えば、
- 雨漏りの原因が板金の破損だった
- 外壁の下地が大きく傷んでいた
- シーリングの劣化が原因だった
- 屋根材そのものが寿命を迎えていた
このような場合は、
塗装だけをしても根本的な解決にはならないことがあります。
➤私が現地調査で最初に見る場所|実は外壁だけを見ているわけではありません
「塗れば大丈夫」と言えない理由
もし私たちが、
「とりあえず塗装しましょう。」
と工事をしてしまえば、
見た目はきれいになるかもしれません。
しかし、
数年後に同じ症状が出たり、
雨漏りが改善されなかったりしたら、
お客様は
「塗装したのに直らなかった。」
という気持ちになってしまいます。
それは、お客様にとっても、私たちにとっても良い結果ではありません。
だからこそ、
塗装で解決できないことは、正直にお伝えしています。
塗装以外のご提案をすることもあります
現地調査では、
必要に応じて、
- 板金補修
- シーリング補修
- 部分交換
- 屋根カバー工法
などをご提案することがあります。
「塗装会社だから塗装しか提案しない。」
そのような考えではありません。
お住まいを長く守るために、
何が一番良い方法なのか。
そこを考えてご提案しています。
➤築12年で初めて点検したお客様|まずは今の状態を知りたいというご相談でした
「今回は塗装しない方がいいですね」とお伝えすることもあります
現地調査をしていて、
まだ塗装の必要がないと判断した場合は、
そのままお伝えしています。
反対に、
塗装だけでは足りないと判断した場合も、
そのままご説明しています。
どちらも、
お客様にとって必要な情報だからです。
大切なのは「何をするか」ではなく「何が必要か」
私たちは、
塗装を売ることよりも、
お客様のお住まいにとって必要な工事をご提案することを大切にしています。
塗装なのか。
補修なのか。
交換なのか。
あるいは、
今は何もしなくて良いのか。
その判断を一緒に考えることが、
私たちの役割だと思っています。
現地調査で分かることはたくさんあります
実際に現地調査をすると、
お客様が気付いていなかったことが見つかることもあります。
逆に、
「心配していたけれど、大きな問題はありませんでした。」
というケースもあります。
だからこそ、
工事を前提に考えるのではなく、
まずは現在の状態を知ることが大切です。
私たちが無理に塗装を勧めない理由
私たちは、
「塗装をした方が良いですよ。」
というお話だけをする会社ではありません。
塗装で解決できること。
塗装では解決できないこと。
その両方を正直にお伝えすることが、
お客様にとって一番安心できる方法だと考えています。
最後に
外壁や屋根のお悩みは、
すべてが塗装で解決するわけではありません。
だからこそ、
私たちは現地調査を大切にしています。
必要な工事はご提案します。
必要のない工事は勧めません。
そして、
塗装では解決できない場合も、
その理由をきちんとご説明します。
「何を工事するか」よりも、
「今のお住まいには何が必要なのか。」
それを一緒に考えることが、
私たちの仕事だと思っています。

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