外壁塗装のご相談をいただくと、
「うちはそろそろ塗装した方が良いのでしょうか?」
というご質問をよくいただきます。
実際のところ、築年数だけで判断することはできません。
一方で、現地調査をしていると
「そろそろ検討を始めた方が良さそうだな」
と感じるケースもあります。
今回は、私が現地調査で確認しているポイントをご紹介します。
シーリングにひび割れや痩せが見られる
私がよく確認するのがシーリング(コーキング)の状態です。
シーリングは建物の防水に関わる大切な部分です。
- ひび割れ
- 剥離
- 著しい痩せ
などが見られる場合は、メンテナンスを検討する一つの目安になります。
すぐに雨漏りするわけではありませんが、放置するほど補修範囲が広がることもあります。
チョーキングが進んでいる
外壁を手で触った時に白い粉が付くことがあります。
これをチョーキングと呼びます。
塗膜の劣化が進み、防水機能が低下しているサインの一つです。
チョーキングだけで工事を決めるわけではありませんが、状態確認をおすすめするきっかけになります。
➤私が現地調査で最初に見る場所|実は外壁だけを見ているわけではありません
外壁のひび割れが増えている
小さなひび割れでも、場所や状態によっては注意が必要です。
特に
- 幅が広い
- 数が増えている
- 同じ場所に集中している
場合は、一度確認した方が良いかもしれません。
ひび割れの原因や状態によって対応方法も変わります。
コケやカビが目立つようになってきた
北側などにコケやカビが発生することは珍しくありません。
しかし以前より増えている場合は、
外壁表面の防水機能が低下している可能性もあります。
見た目だけでなく、建物の状態を知るヒントになることがあります。
➤外壁塗装を今すぐやらないとダメと言われたけど、本当ですか?
前回のメンテナンスから年数が経っている
過去に塗装工事をしていても、
その後の経過年数は大切です。
もちろん年数だけでは判断できません。
しかし
- 前回の塗装から10年以上経過
- 劣化症状も見られる
という場合は、一度状態確認をおすすめしています。
➤築12年で初めて点検したお客様|まずは今の状態を知りたいというご相談でした
大切なのは「今すぐ工事」ではなく「検討を始めること」
この記事を読んで、
「すぐに工事しないといけないのかな」
と不安になる必要はありません。
私たちが現地調査で確認しているのは、
工事を急がせるためではなく、
今どのような状態なのかを把握するためです。
状態によっては、
すぐ工事をおすすめすることもありますし、
もう少し様子を見ても良い場合もあります。
まずは状況を知ることが大切です。
まとめ
外壁塗装の時期は築年数だけでは判断できません。
しかし、
- シーリングの劣化
- チョーキング
- ひび割れ
- コケやカビ
- 前回メンテナンスからの経過年数
などは、一つの判断材料になります。
私たちは工事を前提に考えるのではなく、まず現在の状態を確認することを大切にしています。
その結果として、
「まだ大丈夫そうですね」
という場合もあれば、
「そろそろ検討を始めても良いかもしれません」
という場合もあります。
まずは今の状態を知ることから始めてみてはいかがでしょうか。

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